大学生になると高校生時代に比べて自由な時間も増え、お金がいくらあっても足りない時期になります。
そんなお金を使いたくてしょうがない時期に少しだけ我慢をして貯金をしておけば、将来お金がなくて困ることになる不安を解消することができます。
今回はそんな将来のためにしておいた方がいい目的別の貯金をいくつか紹介します。
ご祝儀用貯金
目標貯金額:友人の数×3万円
大学を卒業すると人によっては結婚式ラッシュが待っています。場合によっては1カ月の内に何組も結婚することもある一大出費イベント!
一般的に友人のご祝儀には3万円を包むことが多いので、短い間隔で結婚式があるとさすがに払えなくなってしまいます。
大学の卒業を待って結婚式を挙げる人もいるため、社会人になりたてのお金のない時期に結婚式があることもあり、お財布事情がかなりきつくなることもあります。
大切な友人の結婚式には出たいけど、ご祝儀が包めないので出席できないなんて悲しいことにならないためにも、大学生の内からご祝儀用の貯金をしておくことをおすすめします。
卒業旅行用貯金
目標貯金額:10~30万円
卒業旅行は大学の同級生と楽しむ最後の一大イベント!
人によってはサークルや部活、他大学の友人となど、何回も卒業旅行に行く人も多いと思います。
また、卒業旅行は絶対に海外に行くと決めている大学生も多いことでしょう。
しかし、海外旅行は10万円以上かかることが多く、さらに卒業旅行ということでテンションも上がって旅行先でお金を使いまくるなんてことがよくあります。
そして帰国後にクレジットカードの請求額や預金残高を見て絶望するということまでが卒業旅行です。
楽しい卒業旅行の後に待っているのは新社会人としての新たな生活。いろいろとお金が必要な時期です。せっかくの卒業旅行でお金のことを気にしていては楽しいはずの卒業旅行も楽しめなくなってしまいます。
卒業旅行を全力で楽しむためにも、大学に入学したら卒業旅行貯金を始めましょう!
自動車・バイク用貯金
目標貯金額:10万円~
昨今、若者の車・バイク離れなどと言われていますが、大学生になると教習所に通って免許を取る人はまだまだ多くいます。
大学生の内は親の車を借りたり、レンタカーを借りたりして済ます人も多いですが、社会人になると自分の車が必要な時も出てきます。
自動車やバイクの値段は自分の欲しい車種によって大幅に変わってきます。
中古の原付バイクや古い型の軽自動車なら10万円以下でも買えることもありますが、新車ならできれば100万円以上は貯金をしておきたいところです。
月に3万円貯金しておけば大学卒業までに100万円以上貯まるので、卒業後に車やバイクがどうしても欲しいという人は早いうちから自動車・バイク用貯金を始めましょう。
一人暮らし用貯金
目標貯金額:10万円~
実家から大学に通っている人や、大学の寮に入っている人は卒業後に自分で部屋を借りて一人暮らしを始める人も多いと思います。
初めて一人暮らしを始めると、実家暮らしでは考えられなかったような出費が多いことに気がつきます。
引越し費用や新居の家具を揃えるだけで数万~数十万円の出費、家賃に電気料金などの日々の生活費などなど、新社会人の一人暮らしは思っている以上にお金のかかるものです。
日々の生活費はしかたないとして、引越し費用や新居の家具をそろえる程度の貯金は大学生のうちにしておいた方がいいでしょう。
修理用貯金
目標貯金額:10万円~
予測のできない出費の代表格は、家電や車、水道など様々なものの修理費用。
「真夏にクーラーが故障した!」「水道が壊れて水が出ない!」「車が故障して使えない!」などなど、突然の故障に突然の出費はつきものです。
特に電気・水道・などの生活に必須なものの修理費用は確実に貯めておいたほうがいいでしょう。
一人暮らしをしている大学生はもちろんのこと、実家暮らしの大学生も卒業後の一人暮らしの際の家電などの故障に備えて、修理用貯金はしておくことをおすすめします。
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