東京では電車で移動する機会が多くなります。
路線図はまるで迷路のように張り巡らされており、慣れていないと目的地の駅に行くのにも一苦労です。
また、ルールやマナーなど知らないとトラブルの原因になったりすることも多くあります。
そこで今回は東京で電車で移動する際に知っておきたいことをまとまめした。
Suica・PASMOは必須
東京は様々な路線が複雑に入り組んでおり、目的地に到着するまでに何度も乗換をしなければならいことが多々あります。
切符で電車に乗るのは都民でも手こずる人がいるほどなので、初めて上京する際は必ず最初にSuicaかPASMOを購入しておきましょう。
また、改札が混雑しているときに残高不足で改札を通過できないと罵声を浴びせられるまではないにしても舌打ち程度はされることがあります。
なので必ずカードの残高は改札を通るたびにチェックして、少なくなっていたらチャージしておきましょう。
同じ駅でもホームが遠い
同じ駅なんだから乗換は簡単だろうと油断してはいけません。
ホームが遠いことで有名な東京駅の京葉線のホームは山手線などのホームから人によっては10分以上かかってしまうほどの距離があります。
地下鉄は特にホームが離れていることが多いので乗換には時間に余裕をもって行動しましょう。
通勤ラッシュ時は電車に乗れないことも覚悟
通勤ラッシュ時に混雑する駅は1回で電車に乗れないことが多々あります。
ひどい時にはホームにすら下りることができず、階段で待つ羽目になることも。
ただ、そこまで混雑する路線は運転間隔が非常に短いことが多く、乗れなかったとしても大幅な遅れになることはほとんどありません。
また、階段近くは非常に混雑していても、階段から遠い先頭車両や最後尾車両はガラガラなんてことも多いので、混雑を避けたい場合は階段から一番遠い車両に乗るのがおすすめです。
同じホームでも並ぶ場所が違う
車両によってドアの数が違う電車や、快速や急行など複数の種類がある路線の場合、乗車待ちの列の位置が変わります。
大抵の場合、ホームの上や位置に電車ごとの並ぶ位置の案内があるので、列に並ぶ前に必ず確認しておきましょう。
また、並ぶ列を間違えて隣の列だったとしても、決して割り込んではいけません。必ず列の一番後ろへ回りましょう。
女性は痴漢に、男性は冤罪に要注意
朝夜の通勤帰宅ラッシュ時などの電車が混雑する時間帯は、痴漢が出没する可能性が高い時間です。
特に身動きが取れないほどの混雑時は犯人を見つけるのも大変なほどなので特に注意が必要です。
混雑時は女性専用車両を設置している路線も多いので不安な方は積極的に利用することをおすすめします。
また、痴漢が多いことに伴って男性が注意したいのは冤罪です。
やむを得ず手や体が女性に触れてしまっても相手次第では痴漢扱いされてしまうことがあります。
対策としては女性の近くに行かないことがベストですが、やむを得ず女性の近くになってしまった場合は、つり革を両手でつかんだり、女性の正面に回り込んだりするといいでしょう。
ぶつかっても無反応
混雑時は駅構内で人とぶつかってもほとんどの人が無反応です。たまに謝ってくれたり、暴言を吐いたりしてくる人もいますが、基本的には無反応の人が多いので人とぶつかってしまっても気にすることはありません。
ただし、混雑時以外の空いている時にぶつかってしまった場合は一言謝っておくといいでしょう。
イベントなどの日程は要チェック
野球やサッカーの試合、アーティストのライブや花火大会などの大型イベントが開催される日は、周辺の路線で大混雑が予想されます。
特にイベントの終了後は駅への入場制限がかかることもあるので、そのイベントに参加しなくても使う路線周辺で行われるイベントに日程は事前にチェックしておくことをおすすめします。
女性専用車両
東京では通勤ラッシュ時などの混雑する時間帯に先頭車両や最後尾の車両で女性専用車両を設置している路線が多くあります。
男性が間違えて乗ってしまった場合、周りの女性からすごい目で見られるので注意が必要です。
女性専用車両は時間帯で女性専用となっていることがほとんどなので、昼間の空いている時間帯は男性も普通に乗車できます。
女性専用車両と書かれた看板の下に女性専用となる時間帯が明記されているので確認しておきましょう。
同じホームでも路線が違う
相互乗り入れなどを行っている駅の場合、同じホームでも違う路線の電車が来ることがあります。
路線によっては全く別々の方向へ行く電車が同じホームに来たりするので、注意が必要です。
前と後ろで行き先が違う
15両編成などの長い電車の場合は前の車両と後ろの車両で行き先が変わることがあります。
そんな車両に知らずに行き先の違う車両の先頭や最後尾に乗ってしまうと、切り離しの際に長い距離を移動する羽目になってしまうので注意が必要です。
乗り換えなしでも電車賃が跳ね上がる
相互乗り入れをしている路線の場合、同じ車両でも別の路線の区間に入ると料金体系が変わり、一気に電車賃が跳ね上がることがあります。
SuicaやPASMOを使っていると、事前に目的地までの電車賃や区間ごとの電車賃を気にすることはほとんどないと思いますが、予想よりも電車賃が高かった場合は区間ごとの料金を調べてみましょう。
エスカレーターは右側を空ける
エスカレーターは右側を空けて左側に乗ります。
右側は追い越す人のために空けておくのがマナーなのでエスカレーターでは必ず左側に乗りましょう。