お盆やお正月の帰省や、大型連休の旅行で大変なのが渋滞時のトイレ対策。
自分は大丈夫と思っていても、お腹の痛みや尿意はいつくるのか完璧に予測することは不可能です。
車の中が大惨事にならないためにも渋滞時のトイレ対策はしっかりとしておきましょう。
簡易トイレ
渋滞時のトイレ対策として効果的なのが簡易トイレです。
昔は簡易トイレといえば、ただのビニール袋のようなものが多く、車の中で用を足すのには抵抗がありましたが、最近では液体を固まらせるタイプなど、臭いや漏れ対策もしっかりしたものが増えています。
簡易トイレは使用する際は、運転手の人に急発進や急ブレーキをしないように注意してもらいましょう。
簡易トイレ使用中の急な揺れは大惨事につながります。
また、簡易トイレは車酔いによる嘔吐にも対応できるため、常備しておきたいグッズです。
車用カーテン
渋滞中は車の速度も遅く、周りの車から車内は丸見えです。
そんな時に役立つのが車用カーテン。
これがあれば周囲の目を気にする必要はありません。
ただし、運転席と助手席の窓のカーテンを閉めたまま走行するのはたとえ渋滞中であっても違反になります。
簡易トイレを使う時は必ず後部座席で使うようにしましょう。
周りの車だけでなく、運転手のバックミラーで見られるのも嫌という人は、カーテンを前部座席と後部座席の間につけることになりますが、これは違反にはならずとも、バックミラーをよく確認する運転手の場合、安全運転に支障をきたす場合があるので閉める時間は最小限にしましょう。
おむつ
携帯トイレと並んで渋滞時のトイレ対策として効果的なおむつ。
特に運転手の人は簡易トイレを使用することはまず不可能なので、トイレ対策はおむつに頼ることになります。
介護用品の発達により、現在では大人用のおむつが数多く販売されています。
ただし、携帯トイレと違って漏れの心配や臭いの問題、不快感など、デメリットも多くあるので自分に合った方を選択しましょう。
防臭袋
用を足した後の携帯トイレや、おむつなどを処理するのに役立つのが防臭袋です。
臭いを防ぐことに特化しているため、使った後の携帯トイレやおむつのにおいをシャットアウトして車内を快適に保ってくれます。
大人用おしりふき
おしりふきといえば、赤ちゃん用を想像する人が多いと思いますが、現在では介護のために大人用のおしりふきも販売されています。
おしりふきを選ぶ際は、手が汚れるのを防ぐためになるべく厚手の物にしましょう。
アルコールタオル
簡易トイレなどでピンチを乗り切ったとしても、車の中では手を洗うことは困難です。
そこで役に立つのがアルコールタオル。
水なしで除菌できるため車の中でも大活躍します。
渋滞時のトイレ対策は、用を足した後のことを忘れがちなのでしっかりと準備しておきましょう。
下痢止め
突発性のお腹の痛みには、下痢止めを飲んでおくことも効果的です。
ただし、薬によっては下痢止めを飲んだ後は車の運転してはならず、酔い止めも同時に服用してはいけない場合もあるので、運転手以外の方の服用に限定されたり、酔い止めを併用できないのがデメリットです。