文化祭でお化け屋敷をやるときの注意点

文化祭の出し物として大人気のお化け屋敷。

今回は文化祭でお化け屋敷をするときの注意点を紹介します。

お化け屋敷

 

温度調節の重要性

真っ暗にした密閉空間でやることの多いお化け屋敷は文化祭が9月などのまだ暑い時期の場合、部屋の温度や湿度が高くなりがちです。

クーラーのついていない部屋だと、熱中症などのリスクが高まるので、必ず部屋の温度調節は行いましょう。

足元はできるだけ平らに

暗く視界の悪い室内では、ほんの少しの段差でも簡単につまずいてしまいます。

恐怖を演出するために足元に小道具を置くことはよくあると思いますが、その場合は血のりや怖い画像を張り付けるなど、段差ができなようなものにするのがいいでしょう。

前から驚かさない

お化け屋敷は回転率が悪くなりがちです。

前から驚かすとお客さんが、後ろに後退してしまい、クリアまでに余計に時間がかかってしまします。

後ろや横から驚かすことによってお客さんを出口に誘導することができ、回転率を上げることができます。

一本道にする

お化け屋敷のルートは驚かし役や小道具の配置個所によって様々なパターンが考えられますが、基本は一本道にすることが重要です。

一本道でないと、暗い室内で出口までのルートがわかず迷ってしまいます。

お化け屋敷では小さなすき間などもルートとして考えられるため、ルートから外れて裏側などに回ってしまわないためにも明確なルートを示すことが重要です。

机の角に注意

お化け屋敷のルートを作る際、机を使うことが多いと思います。

教室の机の角は丸まっていることがほとんどですが、丸まっていても驚いた拍子に机の角にお腹などをぶつけるとケガをする可能性があります。

角にはスポンジなどクッションになるものをつけて、ケガをしないようにしましょう。

お客さんのタイプによって内容を変える

文化祭でのお化け屋敷となると、小さな子供からお年寄りまで幅広い年齢層の来客が想定されます。

小さな子供やお年寄りを、学生と同じように驚かせてはいけません。

子供やお年寄りは驚いた拍子にケガをする確率が高いので、突然出てきて驚かせる方法はやめた方がいいでしょう。

またケガやセットにいたずらをされることを防ぐために、小さな子供は必ず保護者と一緒に入場してもらいましょう。

火気厳禁

ロウソク

恐怖感を増すために火の玉や、ロウソクなどが使いたくなるかもしれませんが、文化祭でのお化け屋敷において火気は絶対に厳禁です。

計画書を提出する段階で火気の利用はまず許可が下りないと思いますが、学校に内緒で使用することも絶対にしてはいけません。

場合によっては火災報知器が作動して文化祭そのものが中止になる大惨事になることもあり得るので絶対に火は使わないようにしましょう。

驚かし役はお客さんに触らない

遊園地などにあるお化け屋敷に入ったことがある人はわかるかもしれませんが、お化け役の人は基本的に体に触れてくることはありません。

これはセクハラで訴えられることを防止する目的や、接触によるケガを防止するためのものです。

そのため、学校の文化祭でもお客さんには触れないようにしましょう。

待ち時間対策

文化祭の出し物の中でもお化け屋敷は1、2を争う人気アトラクション。

当然、場合によっては長蛇の列ができることもあります。

そんな時、回転率の悪いお化け屋敷だと待ち時間が長く、並んでいる途中で帰ってしまうお客さんも出てきます。

それを防ぐためには、待機列にはPCなどで恐怖をあおる映像や音楽を流す、パンフレットを配る、お化けと一緒に写真撮影ができる、等の時間つぶしの工夫が重要です。

禁止・注意事項の掲示

お化け役の人が殴られたりセットを壊されたりしないためにも、お化け屋敷内での禁止事項はしっかりと掲示しておきましょう。

心臓の弱い方や体調のすぐれない方などの入場は断るといった旨の注意事項も重要です。

そんな掲示には気がつかなかったと言われないために、場合によってはパンフレットを配るのも有効です。

他のお化け屋敷との差別化

お化け屋敷は大人気のため、場合によっては複数のお化け屋敷が乱立することもありえます。

その際、テーマや内容が似たり寄ったりでは立地の良い場所に構えているクラスのお化け屋敷が集客により有利になってしまいます。

文化祭全体の質を上げるためにも、ほかのクラスのお化け屋敷としっかりと差別化を図ることが重要です。

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